宗教学概論
(2010SR)

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講義テーマ「 私たちは宗教にどのように関わっているか?」。 「宗教」といえば、イスラム教・キリスト教・仏教・ユダヤ教・道教・神道などと称される「何か」を指す言葉であるとは知っていても、その内容が何であるのか、あるいはなぜ人びとはそのようなものに関心を持つのか分からないということがあろう。しかしながら、その一方で「心」の問題についてふれられるときに宗教というものが登場したり、インターネットの世界において、あるいは小説、映画、漫画、ゲームのなかに宗教に関する用語や事柄が多量に登場していることも事実である。スピリチャリティとか、時にはオーラという言葉で宗教が語られることも見られる。 この講義では、現代社会に生きる私たちが、「宗教」というものに無関係な存在であるのかどうかを様々な点から解説・検証し、人間理解の視点を広げる契機とするものである。宗教を知るという営みには、それによって自身の信仰を意義づけ深めたり、あるいは宗教的に人格をみがくことを目的とされる場合もあるが、そうした立場とは異なり、宗教や宗教的事象を対象化しつつ学的に知る上で、その基礎となる物の見方や知識の習得を進める。それゆえに、到達目標は宗教学的な視点の理解とそのための基礎知識を確実にするところに置く。テキストは 島薗進他編『宗教学 キーワード』 (2006 年、有斐閣 )。本書のなかから必要な箇所を抽出し解説を加えるとともに、関連事項について講義する。

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